IFRSの固定資産会計と機械設備評価

2016/4/1


株式会社立地評価研究所 東京本社
山崎 義雄

1. IFRSの動向について
2. IFRSにおける有形固定資産の会計基準
3. 機械設備の評価
4. 今後の課題

はじめに
経済のグローバル化により、今後、IFRSの適用が見込まれる中、企業が保有する資産の時価評価が求められている。我が国においては、不動産に関しては不動産鑑定評価制度が確立されているものの、不動産以外の資産の評価制度はいまだ確立されていない。そこで本稿では、多くの企業が保有する不動産以外の代表的な資産である機械設備について、国際的にスタンダードな評価基準(国際評価基準:IVS)に基づき、その評価手法を紹介する。

PDFを開く