AI(人工知能)を活用した「店舗適地診断サービス」の提供についてニュース・リリースされました。

2016/11/24


【不動産テック】AI(人工知能)を活用した店舗開発
「店舗適地診断サービス」の開始

不動産鑑定・コンサルティング会社である株式会社立地評価研究所(大阪市中央区、代表取締役 若崎周)は、AI(人工知能)を活用した店舗適地診断サービスを開始します。また、サービスの展開にあたり、適地診断モデルの共同開発のパートナーとなる事業会社を募集いたします。

これまで新規出店地の選定にあたっては、店舗開発担当者の経験に基づく現地確認、統計情報に基づく商圏分析等で行われてきました。しかし、当初予測された売上を達成できずに不採算に苦しむ店舗、撤退する店舗は後を絶ちません。新規出店には莫大な初期コストがかかることから出店に慎重にならざるを得ず、売上予測の不確実性は事業拡大意欲の高い事業会社にとって大きな障害となっています。

現在開発中の適地診断サービスは、オープンデータを中心とした解析を行うため、開発コストの軽減化を実現します。またAIを利用するため、より精度の高い売上予測が可能です。既存店舗の売上高や来店客数といった運営実績に、競合店や道路状況等の立地条件、GISより取得した統計情報等を組み合わせ、AIにより従来の回帰分析型のモデルでは困難であった高精度の、各データの売上との相関性について分析を行います。また、実際に自社で展開している店舗の売上高に基づいた予測をすることから、自社の運営方針やノウハウ等を反映したオーダーメイド型の分析モデルを構築することができます。

現在、コンビニエンスストアの各種データをもとに適地診断モデルの開発を進めておりますが、本システムのさらなる汎用性向上を図るため、AI適地診断サービスを共同開発するパートナー企業を、業種を問わず幅広く求めております。AI適地診断サービスは、新規出店リスクを軽減したい事業会社にとって、安定的な店舗運営を実現できます。

【お問い合わせ先】
担当:大村