レジャー業界レポート

2004/11/1


不動産鑑定士 山口巌

過熱する不動産投資。レジャーランド関連への投資に求められる慎重さ
ここ数年で数多くのレジャーランドが経営破たんに陥り、閉園が相次いでいる。一方いわゆる90年代に各地で起こったテーマパークといった類は、売上は比較的順調でも設備投資に対する借り入れ負担に耐えられなくなり経営破たんしたケースも多いと思われる。今後も2005年度から強制適用される減損会計に伴い、バブル期前後に開業したテーマパーク等が破綻するケースや、親会社が経営譲渡や閉園を決定するケースが出てくるだろう。そんな中で、勝ち組たりえるテーマパークの要因とは? 本稿では、遊園地・レジャーランド業界を中心にその動向をレポートする。

index
相次ぐ経営破たん
勝ち組の動向
不動産鑑定との関係

PDFを開く